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2017年1月1日(日)折込 Vol.317

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中面特集/スパイス旅行記拡大版


スパイス旅行記拡大版/今年はどこに出かけよう


◯カンボジア〜プレア・ビヒア遺跡

 運転手はふたつの携帯を器用に扱いながら、客の乗降をくり返してゆく。 バス停などあるわけでもないが、事態はよどみなく進む。 昨夕ぎりぎり入場に間に合ったアンコールワットに次ぐカンボジア第2の世界遺産、プレア・ビヒア遺跡から今朝はベトナム国境の街を目指していた。 人ばかりでなく米や野菜、バイクといったものが次々積まれ、バスは宅配便も兼ね、それらの受け渡しにも携帯は絶大な力を発揮しているようだった。 やがて老婦人が孫を伴って乗ってきた。 見知らぬ私か、少し賑やかな若者たちに対する警戒なのか、最初2人はりんとして座っていた。 が、少し経つと竜眼に似た果物を、私に食べるようすすめてきた。 口に含むと高貴な香りの甘さが広がった。お返しにと持っていた香りの飴を渡したが、喜ばれないようだった。 バスは国境の町に着くまでに、乗客数に合わせて途中で乗用車へとバトンタッチされた。 文字すら読めない切符だが、きっちり連携できているのだろうか。 バスに乗せられていたバイクは乗用車のトランクに載せかえられた。 夕刻のせまる頃、市場と思える街角で運転手がここだと指差した。 バイクにも迎えが待っていた。〈安藤瀞和〉












◯タイ 〜バンコク・アユタヤ〜

 バンコク中央駅(フアランポーン駅)を10時5分に出発する特急列車は定刻に姿を現さなかった。 バンコク始発の特急なのだが…。 それでも乗客はのんびりと列車の到着を待っていた。時間の考え方をタイのそれに改めなさいと、45分遅れて現れたタイの列車に教えられた。タイの洗礼を浴びたとも言えるかもしれない。
 深夜に大阪を発つ飛行機に乗り、早朝にバンコクに到着する。 ホテルで休憩をした後に向かったのはバンコク最大の駅、フアランポーン駅。バンコクから1時間半ほどの古都アユタヤに向かう特急列車の始発駅だ。 アユタヤには象に乗り遺跡群を観光することができる施設がある。 東南アジアの地図において、タイは象の形をした国だと聞いたのは小学生の頃だったか。 タイがあるマレー半島の形は地図上で確かに象の鼻の形に見える。 タイは象の国で実際に象もいる。 その象の背中に乗りに行く。 これが今回の旅の目的だ。
 アユタヤは250年ほど前までアユタヤ王朝の中心地であった。1767年にビルマにより破壊され、今では古い遺跡や壊された仏像、寺院が点在する古都である。 木の根に埋もれた仏像の顔が有名だ。 そのような遺跡群を象の背中に乗って見物する。 像には専用の乗り場から背中に取り付けられた座席に乗る。高さは2階くらいの高さだろうか。実際に象に乗ってみると歩みを進めるたびに揺れる。 ただ、慣れると高い位置から遺跡を眺めることができ、歩いて見るのとは違った風景が目に入り気持ちが良い。 象使いが上手に象をコントロールする。 像の背中から見えるアユタヤの風景をゆっくりと楽しめた。 道路標識には象のマークに Elephant walk way と書かれたものがある。 像の道があるのだ。 どうやらアユタヤでは象は認められた乗り物のようだ。
 バンコクでは中心部のホテルに宿泊。 バンコクの喧騒は高級ホテルとは無縁だ。 ダイニングレストラン、緑にあふれたホテルのプールで過ごしていると、バンコクに居ることを忘れそうになる。 しかし、ホテルを出るとやはりここはバンコクだと思い出す。 熱気、渋滞、喧騒、屋台はバンコクには不可欠だ。 ホテルの静寂と市内の喧騒とのギャップを楽しみながらバンコクで数日を過ごした。 日本に向かう機内で日本時間に戻すため時計を2時間進めた。これから時間通りに列車が来る国に戻る。 ただ、列車が定刻に来なくても誰も気にしない国、そんな国があっても悪くない。 いつ来るか分からない列車を待つ旅をまたしたいものだ。 次は定刻に列車が来なくても、気にせず到着を待っていられる気がする。〈elmundo〉












◯熊本・天草 〜2泊3日の旅

 但馬空港から伊丹を経由し、親子イルカのデザインで人気の飛行機「みぞか号」に乗って熊本県・天草観光へ行ってきました。 なんでもこのみぞか号と同型機の「ATR42-600(フランス製)」が2018年に但馬空港に就航するとのこと、乗り心地は静かで中々快適です。 翼が上部についていて、どの席からも窓下に美しい天草諸島・島原湾を楽しむことができました。
 天草は東シナ海、有明海、八代海の3つの海に囲まれた青い海に大小さまざまな島が浮かぶ美しい景観が魅力の諸島で、観光の目玉は1年を通してイルカが泳ぐ姿を見ることができるウオッチング! 船に乗って沖合へ出発、たくさんの野生のイルカを間近に見ることができました。 なんでも200頭以上が生息、99%の確率で出会えるとか。 TVでしか見た事がなかった光景にとても感動しました。
 天草は「隠れキリシタン」や「天草の乱」で有名な場所。 今もなおキリスト教と南蛮文化が継承され、市内には荘厳な教会が数多く残っています。 特に、?津教会を含む?津集落は、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界遺産登録を目指し、地元の方がボランティアガイドを行うなど地域で盛り上がっているそう。 天草ロザリオ館では天草キリシタンに関わる貴重な資料や遺品からキリシタン文化や歴史を感じ取ることができました。
 海の幸にも舌鼓を打ち、お土産に現地でしか買えない?津伝承菓子の杉ようかんを購入。 天草で出会った人達は皆とても温かく「また来てね」と声を掛けていただきました。 短い滞在ながら、豊かな自然と異国文化に触れ心癒される素敵な旅となりました。 但馬からは遠い熊本ですが、飛行機を乗り継ぎ、10時10分に但馬を離陸 →15時10分には天草へ降り立つことが出来たので案外近く、 また訪れてみたいと思います。〈M・K〉















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